私たち人権啓発推進協議会(人権協)千里新田地区委員会は、130余名の推進委員、代表、参与、人権擁護委員で構成されています。
全体活動として毎年5月下旬に「憲法と市民のつどい」、毎年9月に「市民ひゅーまんセミナー」などがあります。
地区活動として千里新田小学校運動場にて「三世代交流グラウンドゴルフ大会」、施設見学や実習の「現地研修会」「人権講演会」などを主催しています。
夏祭りや市民体育祭、文化祭や餅つきフェスタなどへの参加協力も行っています。
人権協の資料より~人権の世紀へ~をご紹介します。
次の詩は、吹田市内小学2年生A君の作品です。
のぶちゃん、絵をかくのじょうずだね。
のぶちゃん、せんなぞるのじょうずだね。 のぶちゃん、体いくのときたったりすわったりできたね。 のぶちゃん、きゅう食たべるのがんばってるね。 のぶちゃん、一年生のときよりがんばってるね。 のぶちゃん、先生にえんぴつひろってもらったとき 「ありがとう」と言ったでしょう。 心の天才だね。 |
私たち大人は時として子どもに教えられます。
それも、最も大切なことを教えてくれます。
この詩を書いたA君は、自分とのぶちゃんの違いを認め、のぶちゃんのいいところを見つけました。
確かに昭和23年(1948年)、世界人権宣言が採択されました。
その第1条は、人は互いに生まれながら自由であり、平等であり、良心を持ち、みんな仲間である、という内容です。
しかし、現実には、女性問題・子どもの問題・高齢者問題・障がい者問題・同和問題・外国人問題などさまざまな人権問題が私たちの周りに存在しています。
加えて近年、個人情報の保護やインターネット上での新たな問題事象が発生しています。
のぶちゃんとA君が大人になる『21世紀』が始まりました。
人と人とのつながりを大切にし、命が尊ばれ、一人ひとりが幸せに生きることのできる社会を目指して「人権の世紀」を育てましょう。
そして、それを育てる主体は・・・あなたから!
代表 諏訪博行