1月20日(日)に防災訓練を行いました。あいにくの小雨となり例年に比べて参加者は少なかったですが、中味の濃い訓練を行うことができました。
午前9時30分に震度6強の地震が発生したとの想定で避難訓練を実施しました。自治会等が決めた一次避難地に集合した後、地域災害対策本部が設置された千里新田小学校の二次避難地に移動する訓練を行いました。
一次避難地には約300名が避難され、二次避難地には114名の避難がありました。
小学校においては次のような訓練を行いました。
①地震直後に小学校西門付近から火災が発生したとの想定で、連合自治会防火部が可搬式消防ポンプによる放水訓練を行うとともに、小学校設置の消火装置でも放水を行いました。
②地域災害対策本部では救護所を開設し、担架による搬送訓練やAEDによる救急処置の実演を行い、参加者は興味深く見守っていました。
③今年初めての取組として車のジャッキを使い救出する訓練を行いました。家具の下敷きになった人がいた場合に有効な救出する手段として、車に常備されているジャッキで救出が可能なので、その使用方法などを説明し、ダミーの人形を使ったデモンストレーションを行いました。非常に関心が高く、ジャッキの周りは人だかりとなりました。
④その他の訓練としては、避難者カードの記入や、水消火器による放水訓練をまた災害が起きた場合の注意事項などの説明を行いました。
⑤最後に、恒例の炊き出し訓練としてあたたかいぜんざいをふるまい、寒い小雨の中、参加された皆さんにほっこりした気分になっていただき訓練を終了しました。
スタッフとしては、消防団(千二分団と春日班及び本部)12名と市役所の防災要員5名及び教員や地域30名が参加しました。