お御輿に願いを込めて***お御輿3基の作製過程をご紹介します。


 去年はこども用の御輿を作りましたが、今年は大人用と幼児用の2つを作りました。去年の夏祭りも終わり、季節も冬になる頃、地域のおじちゃん・おばちゃん、お兄さん・お姉さんが月に1回、公民館に集まり、今年のお御輿をどうしようか一生懸命話し合ってきました。もともとは、「こども用と大人用の2つのお御輿を作ろう。」という事で話が決まっていたのですが、話し合った結果、「幼稚園のお友達も一緒にかつげるようなお御輿が欲しいよね。」という事になり、3つのお御輿が出来上がりました。
 お御輿の土台が出来上がったのが、6月1日、小学校の授業参観の日です。それから、7月と8月の二月かけて、土台の上に乗せるお御輿をこどもたちと一緒になって作りました。このお御輿には、「いつまでもこの千里新田地区が安全に。子供たちが安心してすくすくのびのび大きくなって欲しい。」という気持ちを込めて作られています。
 お祭り当日には、この気持ちが天に届くように、みんなで、元気よく「わっしょい!わっしょい!」と大きな声でお御輿をかついで練り歩きました。

(おみこし作製委員会からのメッセージ)

1★ お御輿 小(ベビーサイズ)

  千里新田幼稚園の園児さんみんなで飾り付けをされました。ベース部分は、校務員さんの力作!園児さんが紙皿に自分のお顔をクレパスで描き、そのまわりにキラキラ光る“ラピーテープ”を。屋根には、お母さんたち手作りのお花や公務員さんによる園章のたけのこも飾られています。みんなで楽しみに迎えられたお祭りでは、鈴の音に合わせて元気いっぱいにかついでくれました。

2★ お御輿 中(ジュニアサイズ)

 千里新田小学校「太陽の広場」へ参加された児童さんと子ども達を見守るフレンドさんが飾り付けをされました。テーマは“海“。「てっぺんのたこが、元気に泳ぎ回る魚たちを見守っている」そんなイメージで作られたとか。廃材が使われていたり、さまざまな工夫があちこちに散りばめられていたり…そんなアイデアいっぱいのお御輿で、当日は、お祭りに華やかさを添えてくれました。 

3★ お御輿 大(クイーンサイズ)

 お御輿作製委員会の方が、ダンボールでさまざまな大きさの型をくり抜き、一つ一つ丁寧に貼り合わせて作られました。てっぺんにある鳳凰の仕上げには、紙粘土を。苦労されたのは、屋根の曲線を表現することだそうで、その仕上がりの緻密さに大変驚かされました。お祭りでは、本格的なお御輿でさらに盛り上げてくれました。